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PRPによる歯周組織再生法

最近、美容外科などでブームのPRP(多血小板血漿)を利用した皮膚再生療法。遠心分離機で自分の血液の血小板を濃縮。それを皮膚に注射して、しわやたるみを取る。1本30万円という高額な注射代もあるほどです。

実はこのPRP療法、歯科医療にも使われており、歯が抜けたあと薄くなった顎骨の再生などで、「早く治る」「痛みが出にくい」「感染が予防できる」と評判なのです。

歯科治療の実態はどのようなものでしょう。
大の歯医者嫌いのAさん。ぐらついた上の歯の治療のため、ある歯科医院を訪れました。大の歯医者嫌いの原因は、歯科医に通い始めるとなかなか終わらない上、歯の痛みに耐えられないからなのです。
しかし、Aさんの心配した通り歯科医の診断は歯周病で、「歯を抜くしかありません。痛むし、時間がかかりますよ」と言われたという。

できるだけ早く治療を終えたい方には、PRP療法がお勧めです。通常抜歯でできた穴を再生するには、顎の骨の一部を自家移植しても定着するのに8カ月間くらいかかります。顎骨が薄くなり、歯周組織が破壊されているからです。ところが、組織再生を導く特殊な膜とPRP療法を使ったところ、骨様物が3週間ほどでインプラントが建てられるほどの組織再生が4カ月ほどでできたのです。むろん、歯周病で弱っていた他の組織もPRP療法で治療するのです。PRP療法が、皮膚や骨の再生にすぐれた効果を発揮するのは、血小板にいくつもの成長因子が含まれているからで、例えば、
・傷などのダメージを修復・再生する細胞の増殖
・新生毛細血管を再生
・マクロファージの活性化
・骨芽細胞、血管内皮細胞の活性化を助ける因子
などが確認されています。
この治療法がすごいのは、再生スピードが速いだけではなく、痛みも出にくいことです。PRP療法は痛みが出にくいらしく、痛み止めの薬を求める人が9割減るそうです。

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