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多血小板血漿(PRP)注入治療

自分の血液を利用して行なう、再生医療のひとつです。失われた組織や器官の再建を行なう再建外科の中でも、「自分の生きた細胞から失った組織を再生させる」という組織工学に基づいたこの方式は、副作用などの問題がない安定した治療としてさまざまな分野で研究と応用がすすめられています。そして、すでに歯科領域で歯周組織再生法(インプラント治療)などに導入されているこの再生医療を「若い肌への再生美容医療」に用いたのが、「多血小板血漿(PRP)注入治療」です。

多血小板血漿(PRP)注入治療は、なぜ若返るのでしょう?
多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)とは、わたしたちの血液中の血小板を高濃度に濃縮させた液状成分のことで、創傷治癒を促進する作用があります。創傷治癒とは、傷などのダメージを修復し、再生する働きのことです。

傷が治るまでのしくみ
1. 組織再生や創傷治癒の役割を担う血小板が、まずは傷口をふさぎ、止血をはじめます。
2. 免疫システムの一翼を担うマクロファージ細胞が、死んだ組織をきれいに片づけます。
3. うるおい成分を生み出す線維芽細胞が、コラーゲンの分泌をはじめます。
4. たっぷりとコラーゲンをふくんだ肉芽組織の修復により、肌組織の再生がはじまります。

例えば、赤ちゃんのようなもちもち肌をめざして生まれた治療にサーマクールがあります。この術式はRFというエネルギーを利用し、表皮を全く傷つけることなく肌の内側のみを刺激して、上記のような創傷治癒を内部でうながすしくみとなっています。

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