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では、どのようにして歯科領域での骨再生に応用するのでしょうか。
まず歯槽膿漏の歯茎の手術やインプラント埋入手術の前に、ある一定量の採血を行います。採血後、PRP生成用専用容器に挿入。その血液を特別な遠心分離機にかけ、濃縮した血小板の溶液を作るのです。それがPRPすなわち多血小板血漿と呼ばれるものです。このPRPと自家骨と混合し、歯槽膿漏やインプラントオペ時に骨欠損部へ移植するわけです。

PRPは、血小板の塊ですから当然凝固するわけですが、その凝固時に先ほどの成長因子(造骨因子)を放出することとなります。結果として、骨再生の能力が最大限に高められることとなり、より確実に、より安全に造骨が可能となるのです。

また、このPRPは自己血液から造りだした組織再生促進剤であるため、最近注目を浴びている薬害問題、つまり、狂牛病、肝炎、エイズ、クロイツフェルトヤコブ病などの生物由来成分による医原性感染とは無縁なので、患者サイドにとっては非常に安心できるものです。
 
ただ、問題点として、
1. PRPはあくまでも組織再生促進剤とし使用するものであり、単独での造骨ではあまり期待できない。そのため、自家骨やβ-TCPなどの骨補填剤との併用が望ましい。
2. PRPの生成にあたっては精度が必要となるため、熟練した術者が望ましい。
もしそうでなければ、精度が高いPRP生成機の使用が不可欠である。(現在のところ、ハーベスト社のSmartPRePのみがその高い精度をなしえるものである)

このように、PRPは適切な操作の元、的確な使用により、効果的でなおかつ安全性の高い骨造成を可能とする歯科臨床再生医療のなくてはならない処置となってきているのです。

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